教員紹介
猪飼 周平 (いかい・しゅうへい)
教授
1971年生
総合社会科学専攻
共生社会研究分野(社会政策、社会福祉)
総合政策研究分野: http://www.soc.hit-u.ac.jp/~poli-stu/ 猪飼研究室: http://ikai.soc.hit-u.ac.jp/ ブログ: http://ikai-hosoboso.blogspot.com/
研究室:時計台棟2階533
オフィスアワー:金曜昼休み (事前にメールで予約してください。)
主要研究領域
社会政策・社会福祉・医療政策・比較医療史
現在の研究テーマと今後の抱負
【研究】
医療の焦点が、世紀転換期以降、患者を治すことから、患者の生活や人生を支えることに移行する現象について解明しようと研究したことが、私の研究の原点となっている(主な成果としては『病院の世紀の理論』)。この観点を拡張し、現在は、医療にかぎらず広く生活保障領域において、人びとの生活を政策によって支えること(生活保障)の意義を探求している。視野においているのは、戦後70年余にわたる社会保障や福祉国家の道程を総括し、新たな生活保障の展望を拓くことである。
【大学院進学志望者へ】
現在生活保障政策に主に関与している人びとは、主に実践家・行政などの「走りながら考える」人々であり、これに対しアカデミズムには、本来、原理的・長期的展望の観点から政策に方向性・一貫性を与えてゆく役割がある。生活保障領域で研究をしていて痛感するのは、この役割を充分に果たし得ていないアカデミズムの現状である。現在研究室にはこの現状を打破しようとする人々が集っている。研究者のキャリアは決して容易なものではないが、それでも学問の力によって新たな生活保障を築きたいと望むのなら、本研究室の門を叩いて頂ければと思う。担当科目
社会学研究科・社会学部の講義情報・ゼミ情報詳細は本学学務情報システム(CELS)を参照してください。
大学院:
学部:
科目区分 科目名 学期 学部導入科目 社会研究入門ゼミナール(猪飼 周平) 春・夏 共生社会研究分野 生活保障論 春 共生社会研究分野 社会政策特論 夏 学部後期ゼミナール [ 2025年度版案内|2024年度版案内(3年), 2024年度版案内(4年) ] 学歴
1994年3月 東京大学経済学部卒業
1995年4月 東京大学大学院経済学研究科修士課程進学
1997年3月 同課程修了
1997年4月 東京大学大学院経済学研究科博士課程進学
2001年9月 同課程単位取得退学学位
博士(経済学)
職歴
2001年10月 佐賀大学経済学部専任講師2002年10月 佐賀大学経済学部助教授2005年1月-3月 Oxford Brookes University 客員教授2006年2月-7月 Oxford Brookes University 客員教授2007年4月 一橋大学社会学研究科准教授
業績一覧(researchmap のページへ移動します)
研究室所属の大学院生
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博士後期課程:0 名
修士課程:0名 -