受験生の皆さんへ
社会学研究科において外国人研究生を志望する方へ
一橋大学大学院社会学研究科の研究生となるには、主に次の方法があります。
- 大使館推薦による国費外国人留学生として研究生となる(国費)
- 一橋大学が交流協定を結んでいる大学からの受け入れ要請に基づいて研究生となる(私費)
上記に該当しない場合でも、3) 本研究科の教員が特に適当と認めて受け入れ教員となることを内諾した上で審査合格した場合にも研究生となれる可能性があります。
それぞれ研究生に出願するための手順に違いがありますので、志望者は以下の説明をよく読んだ上で研究生を目指してください。
なお、本学における研究生に関する事務は、本学教務課が一括して取り扱っていますので、応募資格やその他募集要項に関する確認・問い合わせは、以下のサイトの教務課連絡先にしてください。
一橋大学学務部教務課
https://international.hit-u.ac.jp/inquiry/#s01
1. 研究生への志望方法
1-1. 大使館推薦による国費留学生
大使館推薦による国費外国人留学生として研究生となるためには、まず文部科学省による1次選考に合格する必要があります。詳しくは、文部科学省のサイトを参照してください。
国費外国人留学生制度について(文部科学省)
文部科学省の1次選考に合格した後の出願については、次のサイトを参照してください。
大学院・研究生(国費):本学への受入許可申請
1-2. 協定校推薦による私費留学生
一橋大学が交流協定を結んでいる大学からの推薦のある方については、社会学研究科の研究生に出願することができます。ただし、社会学研究科に、あなたが希望する研究テーマに該当する教員がいなかったり、該当する教員がいても、研究生を新たに受け入れる余裕がなかったりする場合があります。また、研究テーマを研究するのに特に必要な能力や知識があることが受け入れの条件として指定される場合もあります。したがって、交流協定を結んでいる大学の推薦がある場合でも、自分が受け入れを希望する教員の指導を受けられるかどうかを確認しておくことを強く推奨します。具体的には、「研究生受け入れ状況一覧」のページを見て、受け入れを希望する教員の受け入れ可否、受け入れ条件をよく確認した上で、必要な資料を添付して教員に電子メール等で進学相談を申し込んでください。
本研究科において私費での研究生となる方法は、上記の協定校の推薦によるものですが、それ以外にもあなたに当てはまるものがある可能性があります。一橋大学研究生(私費)サイトおよび同サイトに掲示されている外国人研究生出願要項をご確認の上、受験資格を有するかどうか以下のページにある連絡先に問い合わせるようにしてください。
一橋大学研究生(私費)サイト
https://international.hit-u.ac.jp/pros/pr/rs/
1-3. 協定校推薦によらない私費留学生
一橋大学交流協定を結んでいない大学の在籍・在職している方が研究生を志望する場合、そのままでは研究生に出願することができません。もしあなたが協定校推薦によらない私費留学生で、研究生となることを希望する場合は、まず「研究生受け入れ状況一覧」をみて、受け入れを希望する教員の受け入れ可否、受け入れ条件をよく確認した上で、必要な資料を添付して教員に電子メール等で進学相談を申し込んでください。進学相談の結果、当該教員があなたを研究生として受け入れることを内諾した場合には、その内諾をもって研究生出願要項に記載されている出願資格④「外国の大学又は研究機関から受け入れ要請のあった者のうち、当該研究科において特に適当と認めた者」に該当すると認められ、研究生に出願することが可能になります。
協定校推薦がない方で、進路相談の結果本研究科教員から受け入れの内諾を得た方については、一橋大学研究生(私費)サイトに記載されている連絡先に、内諾を得ていることを伝えた上で応募資格があるかどうか問い合わせるようにしてください。
一橋大学研究生(私費)サイト
https://international.hit-u.ac.jp/pros/pr/rs/
2. 研究生を経て大学院への進学を目指す人へ
大学院への進学の準備として研究生となることを計画している人もいるでしょう。たしかに、研究生になることで、受け入れ教員の指導のもと、ゼミや授業に参加することで、大学院での研究に必要な能力や知識を高めることができます。また、あなたが大学院の研究に適性があるのかについて受け入れ教員に意見を聞くこともできるでしょう。ただし、研究生となることで自動的に大学院生になることが保証されるわけではないので、その点はよく留意しておいてください。あなたは他の受験生と同様に大学院試験に合格する必要がありますし、その際研究生であることで特別な扱いを受けられるわけではありません。
3. 教員への進学相談
教員に進学相談をする場合は、特に指定がない場合は、次の標準資料を用意した上で教員に連絡をするようにしてください。教員によっては、標準資料とは別に追加の資料を求めていたり、研究計画書の字数や語学スコアの条件を変更して求めている場合があります。「研究生受け入れ状況一覧」をよく確認するようにしてください。
進学相談のための標準資料
- 研究計画書(日本語2000字以内。これまでの学習状況、大学院での研究課題名、課題の選択理由と目的、受け入れ希望教員名、研究計画)
- 大学の成績表
- 語学スコア(N2以上)を証明するもの
- 卒業論文(提出する場合は、日本語2000字以内または英語800 words以内の要旨を付すこと)