佐藤 圭一 (さとう・けいいち)

専任講師  1984年生
総合社会科学専攻
社会学研究分野(政治社会学、環境社会学、社会ネットワーク分析、計量社会学)

https://sites.google.com/r.hit-u.ac.jp/keiichi-satoh/
研究室:第2研究館4階424
オフィスアワー:月曜9:00~10:00 (事前にメールで予約してください。)


主要研究領域

政治社会学、環境社会学、ネットワーク分析、計量社会学

現在の研究テーマと今後の抱負

現在、下記のテーマに取組んでいます。
1) netABM:エージェント・ベースド・モデリング用Rパッケージの開発
エージェント・ベースドモデリング(agent-based modeling: ABM)はアクター間の複雑な相互作用から生まれる創発特性(emergent properties)を含み込んだ形で行うシミュレーションです。ネットワークは、この相互作用を表現する直接的な手法であり、ABMの要諦となる分野であるといえます。開発中のnetABMパッケージは、社会ネットワーク分析の手法を用いたABMを、Rの一般ユーザーが簡単に行うことができるようにするためのパッケージです。日本学術振興会の科学研究費(基盤C)の助成を受け、2024年4月から取り組んでいます。
プロジェクトウェブサイト:https://github.com/KeiichiSatoh/netABM

2) 気候変動政策ネットワークの構造比較――国際比較の観点から
 気候変動問題は今世紀最大のグローバルな問題の一つです。けれども、各国の温室効果ガス削減政策はかなり異なっています。なぜこのような違いが生まれてくるのか。各国の利益団体のネットワーク構造からその違いを分析しています。この研究はCOMPON Projectという国際比較プロジェクトとして行っています。
<http://compon.org/>

担当科目

社会学研究科・社会学部の講義情報・ゼミ情報詳細は本学学務情報システム(CELS)を参照してください。

大学院:

分野/科目群 科目名 学期
社会学研究分野社会ネットワーク分析
方法科目群社会調査 II春・夏
大学院ゼミナール [ 2024年度版案内2023年度版案内 ]

学部:

科目区分 科目名 学期
社会学研究分野社会ネットワーク分析
学部後期ゼミナール [ 2025年度版案内|2024年度版案内(3年), 2024年度版案内(4年) ]

学歴

2004.4-2009.3 一橋大学社会学部社会学科
(2006.8-2007.7 ドイツ・マンハイム大学交換留学)
2009.4-2011.3 一橋大学大学院社会学研究科・総合社会科学専攻・修士課程
2011.4-2015.3 一橋大学大学院社会学研究科 総合社会科学専攻・博士課程
(2013.9 – 2014.3 アメリカ・ミネソタ大学客員研究員)

学位

博士(2016年 社会学、一橋大学)
修士(2011年 社会学、一橋大学)
学士(2009年 社会学、一橋大学)

職歴

2011. 4 – 2014.3 日本学術振興会・特別研究員(DC1)
2015.4 – 2017.9 日本学術振興会・特別研究員(PD)
2017.10 – 2019.9 日本学術振興会・海外特別研究員/ドイツ・コンスタンツ大学・政治・法律・経済学セクション・客員研究員(2016.4-2020.8)
2019.10 –2020.8 フィンランド・ヘルシンキ大学・社会科学部・博士研究員

業績一覧(researchmap のページへ移動します)

https://researchmap.jp/keiichi.satoh

研究室所属の大学院生

博士後期課程:6 名
修士課程:6 名




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