教員紹介
鈴木 直樹 (すずき・なおき)
専任講師
1983年生
総合社会科学専攻
歴史社会文化研究分野(日本史、日本近世史)
研究室:第2研究館4階423
オフィスアワー:金曜15:30~17:00 (事前にメールで予約してください。)
主要研究領域
日本近世史、村落史・地域史
現在の研究テーマと今後の抱負
私は、日本近世の村落・地域社会を対象として、中世からの展開および近代への変容を意識しながら研究を推進しています。これは、近世史という枠組みにとらわれず、前後の時代にも目配りするよう心がけることにより、時代の枠を超えた歴史像を描くとともに、近世の特質自体を解明することができると考えているからです。研究テーマは、①近世の村落社会はどのようにして形成され、解体されたか、②自然災害は近世社会にどのような変化をもたらしたか、の二つの問いを柱とします。
これまでに、土豪(独自の土地特権や社会的地位を持つ、村や地域の有力者)を軸に中世から近世への村落・地域社会の変容過程を明らかにしてきました。また、洪水・津波災害などの自然災害が近世社会に与えた影響なども検討しています。今後は、近世から近代への転換期における村落共同体の変化について、「村役場」に注目して分析していきたいと考えています。担当科目
社会学研究科・社会学部の講義情報・ゼミ情報詳細は本学学務情報システム(CELS)を参照してください。
大学院:
学部:
科目区分 科目名 学期 学部導入科目 導入ゼミナールⅠ 春 学部導入科目 導入ゼミナールⅡ 秋 歴史社会文化研究分野 史料講読(日本)A 春・夏 学部後期ゼミナール [ 2025年度版案内|2024年度版案内(3年), 2024年度版案内(4年) ] 学歴
2003年4月 中央大学文学部史学科入学
2007年3月 中央大学文学部史学科卒業
2007年4月 一橋大学大学院社会学研究科修士課程入学
2009年3月 一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了
2009年4月 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程入学
2016年3月 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了学位
修士(社会学)2009年3月 一橋大学
博士(社会学)2016年3月 一橋大学職歴
2013年4月 八王子市役所市史編さん室 市史編さん専門員(嘱託員)(~2016年3月)
2016年4月 一橋大学大学院社会学研究科 特任講師(ジュニアフェロー)(~2018年3月)
2018年4月 税務大学校租税史料室 研究調査員(~2019年3月)
2019年4月 日本学術振興会 特別研究員PD(~2021年4月)
2021年5月 中央大学広報室大学史資料課 嘱託職員(~2023年3月)
2023年4月 一橋大学大学院社会学研究科 講師(現在に至る)業績一覧(researchmap のページへ移動します)
研究室所属の大学院生
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博士後期課程:1 名
修士課程:0名 -