教員紹介
田中 拓道 (たなか・たくじ)
教授
1971年生
総合社会科学専攻
超域社会研究分野(政治学、比較政治、政治理論)
https://www.soc.hit-u.ac.jp/~takujit/
研究室:磯野研究館4階407
オフィスアワー:木曜13:00~14:00 (事前にメールでご連絡をお願いいたします。)
主要研究領域
政治学、比較政治経済学、政治理論、福祉国家論
現在の研究テーマと今後の抱負
1 ヨーロッパと日本の比較福祉政治。
2 福祉国家の基礎理論の再構築。グローバル資本主義、国家とガバナンス、社会運動と社会規範(リベラル・デモクラシー)という三者の相互関係を考察し、福祉国家の存立基盤と、今日の政治的対抗軸の所在を明らかにする。
3 フランス福祉国家の形成と変容を、植民地主義の展開、脱植民地化、現在の移民政策との関連から史的に考察する。フランスの事例を手がかりとして、先進諸国で発展してきた社会民主主義、社会権思想がいかなる射程と限界を持っていたのかを考察する(福祉国家とナショナリズム、福祉国家と植民地主義)。
4 先進国における比較福祉国家研究の蓄積を踏まえ、グローバリゼーション下の世界的な格差への対応を、グローバル社会政策(global social policy)、比較社会政策(comparative social policy)という枠組みを発展させつつ検討する。担当科目
社会学研究科・社会学部の講義情報・ゼミ情報詳細は本学学務情報システム(CELS)を参照してください。
大学院:
学部:
科目区分 科目名 学期 学部導入科目 社会研究入門ゼミナール(田中 拓道) 秋・冬 超域社会研究分野 政治学 冬 超域社会研究分野 政治思想 秋 学部後期ゼミナール [ 2025年度版案内|2024年度版案内(3年), 2024年度版案内(4年) ] 学歴
1997年4月-2001年5月 北海道大学大学院法学研究科博士後期課程(単位取得退学)
1999年10月-2000年9月 フランス社会科学高等研究院(Ecole des Hautes Etudes en Sciences Sociales)政治学科DEA課程
1995年4月-1997年3月 北海道大学大学院法学研究科修士課程
1991年4月-1995年3月 国際基督教大学教養学部学位
博士号(2003年、論文博士(法学)、北海道大学)
DEA(2000年、政治学、フランス社会科学高等研究院)
修士号(1997年、修士(法学)、北海道大学)職歴
2015年4月-現在 一橋大学大学院社会学研究科教授
2019年9月-2020年3月 Department of Politics and International Relations, University of Oxford(オックスフォード大学政治・国際関係学科), Visiting Researcher
2019年4月-2019年8月 Munk School of Global Affairs and Public Policy, University of Toronto(トロント大学ムンク国際問題・公共政策研究所), Visiting Professor
2010年4月-2015年3月 一橋大学大学院社会学研究科准教授
2009年9月-2009年10月 Centre Maurice Halbwachs, CNRS(フランス国立科学技術センター附属モーリス・アルバクス研究所), Visiting Reseacher
2006年4月-2010年3月 新潟大学法学部助教授(2007年4月~准教授)
2004年4月-2006年3月 北海道大学大学院法学研究科講師
2001年6月-2004年3月 北海道大学大学院法学研究科助手
1998年4月-2000年3月 日本学術振興会特別研究員(DC2)業績一覧(researchmap のページへ移動します)
研究室所属の大学院生
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博士後期課程:2 名
修士課程:7 名 -