教員紹介
寺尾 智史 (てらお・さとし)
教授
総合社会科学専攻
歴史社会文化研究分野(言語社会学 )
https://www.hit-u.ac.jp/hq-mag/chat_in_the_den/455_20210902/
研究室:第1研究館4階1414
オフィスアワー:木曜13:30~14:30 (事前にメールで予約してください。)
主要研究領域
言語社会学 スペイン語・ポルトガル語が使用される地域の地域研究 知識社会学 マイノリティ論 多様性継承論
現在の研究テーマと今後の抱負
これまで、スペイン語・ポルトガル語が使用される地域(主に欧州、中南米、南部アフリカ)における言語マイノリティの保全運動史と今後の動向について調査・研究してきました。研究の全体観については単著『言語多様性の継承は可能か――新版・欧州周縁の言語マイノリティと東アジア』(2017年)にまとめました。現在は、調査しているフィールド個々のモノグラフを充実していきたいと考えています。その皮切りに、単著『ミランダ語が生まれたとき――ポルトガル・スペイン辺境における言語復興史』(2021年)を刊行しました。今後とも、フィールドの経年変化を追いつつ、人の流れがますます流動化している中で、マイノリティのコミュニティがそのことばや文化を継承していくための隘路を探っていきたいと思います。
担当科目
社会学研究科・社会学部の講義情報・ゼミ情報詳細は本学学務情報システム(CELS)を参照してください。
大学院:
学部:
科目区分 科目名 学期 学部導入科目 社会研究入門ゼミナール(寺尾 智史) 春・夏 歴史社会文化研究分野 社会と文化 E 春 歴史社会文化研究分野 音声学概論 夏 学部後期ゼミナール [ 2025年度版案内|2024年度版案内(3年), 2024年度版案内(4年) ] 学歴
1991年 セアラ連邦大学文学部地理学科に聴講生として留学
1993年3月 東京外国語大学外国語学部ポルトガル・ブラジル語学科卒業
2006年3月 神戸大学大学院総合人間科学研究科博士前期課程修了
2013年3月 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了、博士号取得学位
博士(人間・環境学)、京都大学
職歴
1994~2001年 ポルトガル三菱商事
2001~02年 スペイン三菱商事
2007~11年 神戸大学大学院国際文化学研究科助教
2011~15年 東京大学、京都大学、東京外国語大学、神戸大学、神戸市外国語大学、立命館大学、京都精華大学、共立女子大学等で兼任講師/非常勤講師
2015~21年 宮崎大学大学院教育学研究科/多言語多文化教育研究センター准教授
(主所属:15~16年教育文化学部、16~19年語学教育センター、20~21年多言語多文化教育研究センター)
2021年~ 一橋大学社会学研究科教授業績一覧(researchmap のページへ移動します)
研究室所属の大学院生
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博士後期課程:1 名
修士課程:2 名 -