吉沢 文武 (よしざわ・ふみたけ)

専任講師
総合社会科学専攻
歴史社会文化研究分野(哲学・倫理学 )

研究室:第2研究館4階426
オフィスアワー:火曜13:15~15:00 (事前にメールで予約してください。)


主要研究領域

分析哲学のなかでも、幸福や人生の意味を論じる価値論と現代形而上学を専門にしています。より具体的には、死と誕生をテーマに研究しています。また、動物倫理の研究にも取り組んでいます。

現在の研究テーマと今後の抱負

私の研究の中心的関心は、哲学・倫理学のなかでも、とくに英語圏の「分析哲学」と呼ばれる流れに位置する領域にあります。

現在、動物の倫理的扱いや子どもをもうけることの倫理など、さまざまなテーマを研究していますが、その背景には、死と誕生をめぐって生じる「存在」と「価値」に関する問題への関心があります。

「存在」に関しては、死者とはどのような対象なのか、誕生していつか死ぬ私たちの存在を、時間のなかにどう位置づけることができるのか、といった問いがあります。
「価値」に関しては、死や誕生は私たちの幸福や生の意味にどう関係するのか、死は悪いことなのか、悪いとすればなぜなのか、死は人生を意味あるものにするか、誕生自体に価値がありうるのか、といった問いがあります。

担当科目

社会学研究科・社会学部の講義情報・ゼミ情報詳細は本学学務情報システム(CELS)を参照してください。

大学院:

分野/科目群 科目名 学期
歴史社会文化研究分野倫理学特論
歴史社会文化研究分野社会哲学B春・夏
大学院ゼミナール [ 2024年度版案内2023年度版案内 ]

学部:

科目区分 科目名 学期
学部導入科目倫理学概論
歴史社会文化研究分野倫理学特論
学部後期ゼミナール [ 2025年度版案内|2024年度版案内(3年), 2024年度版案内(4年) ]

学歴

2003年4月 千葉大学 文学部 行動科学科 卒業
2007年4月 千葉大学大学院 人文社会科学研究科 博士前期課程 修了
2015年3月 千葉大学大学院 人文社会科学研究科 博士後期課程 修了

学位

2015年3月 博士(文学/千葉大学)

職歴

2011年4月 - 2013年3月日本学術振興会 特別研究員(DC2)
2016年4月 - 2018年3月工学院大学 教育推進機構 国際キャリア科 特任助教
2018年4月 - 2019年3月秋田大学 教育推進総合センター 専任講師
2019年4月 - 2022年3月秋田大学 高等教育グローバルセンター 専任講師
2022年4月より現職

業績一覧(researchmap のページへ移動します)

https://researchmap.jp/fumitake_yoshizawa

研究室所属の大学院生

博士後期課程:1 名
修士課程:4 名




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