修士論文一覧

2004年度


総合社会科学専攻
研究分野論文タイトル指導教員名
社会動態研究分野
戦後都市空間形成史のなかの<歴史的空間>の再編――古都保存法成立をめぐる<開発/反開発>の実践町村 敬志
アルチュセールにおける構造、時間、実践の諸問題矢澤 修次郎
成果主義人事制度が職場組織に及ぼす影響についての実証的研究――丸井の事例から――渡辺 雅男
多民族国家ロシア連邦における国家一宗教関係――国公立学校における「正教文化の基礎」導入をめぐって――梶田 孝道
東北アジアのなかのコリアン・ネットワークとアイデンティティ――東北亜平和連帯」の事例研究を中心に町村 敬志
現代日本における占いの位相――対面式占いにおけるリアリティ生成の問題を中心として――深澤 英隆
移民第1.5世代に関する一考察――サンディエゴ市のメキシコ移民系の子どもを中心に小井土 彰宏
現代社会におけるテレビメディア矢澤 修次郎
インターネットガバナンスの歴史と変容――識別子の資源管理と紛争解決のあり方を中心として――矢澤 修次郎
シンシア・エンローによる軍隊のフェミニスト分析――統一的再解釈――梶田 孝道
韓国における外国人労働者と地域社会――非正規滞在者、研修生、そして朝鮮族問題を中心に梶田 孝道
地域・都市戦略政治の再編――「平成の大合併」の政治社会学的研究――町村 敬志
全電通「育児休職」協約成立過程に関する実証研究――労働組織のジェンダー構造と<家族的責任>木本 喜美子
社会文化研究分野
事的自然観岩佐 茂
「からくり」研究古茂田 宏
日本語と中国語におけるテンス・アスペクトの対照比較――A Comparison of Tense and Aspect of Japanese and Chinese――松岡 弘
エマニュエル・レヴィナスにおけるの能動性と倫理古茂田 宏
企業は道徳的行為者か古茂田 宏
「歴史の終焉」論にみる神義論的構造の問題岩佐 茂
「完了」と「継続」の視点からの「ている」に関する再考察――台湾人日本語上級レベル学習者を対象として――松岡 弘
絶望の考察嶋崎 隆
疎外をめぐる問題――『弁証法的理性批判』における疎外論の射程――岩佐 茂
W・ジェイムズの回復論――『宗教的経験の諸相』を中心にして――古茂田 宏
生世界、内相互性――「現象学的哲学への導き」としての『危機』書の考察――岩佐 茂
フーコーの考古学における主体の問題――『知の考古学』読解――古茂田 宏
チベット・モンゴル語系および漢語系の目連故事比較研究吉川 良和
人間行動研究分野
Will Justice and Truth Help Peace ?: An Anthropological Perspective on Accountability Institutions in Post-Conflict Sierra Leone清水 昭俊
アフリカーナ―・ナショナリズムの論理――アパルトヘイトとの関連性――児玉谷 史朗
感情がステレオタイプ化に及ぼす影響――感情が生起した文脈に注目した検討――村田 光二
フェアトレードの環境問題における啓発効果について御代川 貴久夫
オーストラリア先住民アボリジニの「アルコール問題」と人類学的理解の可能性浜本 満
他者の感情推論プロセスの検討――自発的感情推論とその促進要因について――村田 光二
言説心理学のアプローチを用いた写真の説明場面の考察「現実」の構築の検討安川 一
「ホストとゲスト」の相互関係をめぐる観光人類学の研究動向とその多様性を考察する可能性の提示――ネパールの首都、カトマンドゥの観光商業地区タメルを中心に――浜本 満
後悔の過大推測:予測後悔と経験後悔村田 光二
アメリカ・インディアン・コミュニティにおける「伝統主義的DV言説」の一考察――植民地主義告発、伝統回復、主権確立を目指す語りのパターン――清水 昭俊
人間・社会形成研究分野
国立公園における自然保護教育――指導者としての地域住民の意義と可能性――関 啓子
アメリカのマイノリティ教育と「コミュニティ・スクール」モデル――戦時転住局とインディアン局の教育政策を中心に――関 啓子
冷戦終結と小国外交の多様化加藤 哲郎
大学入学者に求められる知的構築能力の日仏比較――バカロレアとセンター試験の歴史科目の試験を比較して――久冨 善之
近代政治理論における<寛容>と国家の生成――ジョン・ロックの思想的展開加藤 哲郎
高卒後進路選択の今日的状況久冨 善之
スポーツによる地域復興――Sheffield:The National City of Sport を事例にして――内海 和雄
新興教育運動における政治の教育化の諸相――その成立と定着過程を中心に――木村 元
東ドイツ地域<転換期世代>における社会化の諸相――転換期のライフヒストリーの読みときから――関 啓子
「開放」後在日朝鮮人運動における活動家層の形成と展開――在日本朝鮮人連盟を中心に――加藤 哲郎
経済のグローバル化と総合商社――総合商社の労働と人事管理制度に焦点を当てて――渡辺 治
都市郊外の幼児の生活久冨 善之
総合政策研究分野
病院ボランティア研究――病院改革・医療改革への一つの入り口として――高田 一夫
日本における外国人労働者の間接雇用に関する諸問題依光 正哲
若年女子フリーターの属性とキャリア意識の考察――流通店舗勤務者の事例研究――倉田 良樹
介護保険制度における医療と福祉の連携に関する研究――居宅サービス計画における介護支援専門員と主治医の連携を中心として――高田 一夫
小売業界における店舗社員のワーク・モチベーション研究 ――多次元的考察と雇用形態別の分析――倉田 良樹
歴史社会研究分野
安政期旗本家の家政改革と「知行付中間層」の機能渡辺 尚志
中世から近世への移行期における村落社会構造の研究渡辺 尚志
両大戦間期における建築運動の研究田﨑 宣義
10世紀末-11世紀初めのアキテーヌ地方における神の平和会議――アキテーヌ公の人的紐帯を背景として――阪西 紀子
宮負定雄の思想――村役人層の国学受容に関する一考察――若尾 政希
王権へのまなざしの変容――18世紀中葉パリを中心に――森村 敏己
19世紀ニューヨークにおける「白人種」及び「男性性」・「ケルト民族」の復権――アイルランド系女性移民と雑婚問題を中心に――貴堂 嘉之
明治初期における地方知識人と地域の社会・文化――備中・備後地方の蘭方医窪田次郎の世界――若尾 政希
アメリカにおける愛国主義の諸相の一考察――ニクソン政権とニューヨークの建設労働者の動きを中心に――貴堂 嘉之
満州国における対モンゴル特殊行政の変遷――蒙政部の成立と廃止をめぐる諸問題――三谷 孝
中国黒龍江省における朝鮮人移民に関する一考察――「満州国」期を中心に――糟谷 憲一

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地球社会研究専攻
論文タイトル指導教員名
ウガンダにおける梅毒とエイズ――その表象と政策――児玉谷 史朗
Aiding Security Sector Reform: Challenges of Institutionalising Democratisation: rough Police Reform in Post-conflict Countries児玉谷 史朗
母乳哺育推進政策に関する一考察――マラウイにおける母乳哺育を事例として――宮地 尚子
ピム・フォルタイン党の台頭は何を意味したのか――オランダ社会の「寛容」を問う――内藤 正典
グローバル化の中の都市貧困層と自立支援プロジェクト――デリー現地NGOの思惑と伝統的フォーク・パフォーマーの諸実践――児玉谷 史朗
ストラーダ・デル・ヴィーノ――イタリアにおけるワイン生産の新展開内藤 正典
「アカハラ」概念の再考と展望宮地 尚子
フランス社会における時間政策――新たな試み「時間局」の設置と実践――矢澤 修次郎
現代社会における自傷行為の多元的考察宮地 尚子
途上国像と目的に見る「開発教育」のメッセージ――開発援助機関による取り組みから――関 啓子
開発NGOにおける「パートナーシップ」の検証と南北開発NGOの新しい関係について足羽 與志子
イスラームと伝統芸能――マレーシアにおけるワヤン・クリの禁止をめぐって――内藤 正典
独立以降のウズベキスタンにおけるイデオロギーとは何か内藤 正典
アメリカにおける国立公園制度の形成プロセス――イエローストーンからミッション66まで――足羽 與志子
人権コア論と組み合わせたRights Based Approach to Development の提唱――カンボジアにおける初等教育へのアクセス権を事例として――児玉谷 史朗
スタディツアーによる参加者の学習プロセス構築の可能性――国際協力NGOと大学の事例から――児玉谷 史朗
社会主義とジェンダー――旧ソ連「体制転換」期における女性の再配置――伊豫谷 登士翁
セクター間の協働のあり方と運営方法――ジャパン・プラットフォームを事例として――矢澤 修次郎
発展途上国における教育開発――モンゴルにおける国際援助・協力の事例を通して――関 啓子
Media Treatment in Singapore During the Japanese Occupationジョナサン・ルイス
マレーシアの民間宗教学校内藤 正典

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